ハイフォン行 (その2)

(2)ザーラム駅
  ここは、ロンビエンとは違い、普通の(^^;駅です。
 ここで、この列車の後ろにくっついている、ガーリム駅→ロンビエン駅を牽引してきた小型の入れ替え用機関車が切り離され、ほどなくやってきた対向のロンビエン行の最後部に連結され、ロンビエンに向けて発車していきました。
 
 
 
 側線には、客車や機関車が留置してあります。2階建て客車もありました。これも、ベトナム国鉄ではなく、民間会社(どうやら、方向によって別々の業者みたい)に運営を委託している雰囲気です。
 
 
 
 
 南側、駅舎側には、見慣れた客車(^^;が。中国国鉄の客車です。サボは「南寧−ハノイ」。たしか3両で2両は硬臥、1両は軟臥。
 
 
 中国は標準軌(1435mm)、ベトナムはメーターゲージ(1000mm)のため、北京−ハノイの国際列車は、国境で列車を乗り換えるはず…と思ってましたが、どうやら、この国境からこのガーリム駅までは3線軌道になっているようで、南寧(確か広西チワン族自治区)からの国際列車は、ハノイまで入らない代わりに、乗り換えは不要になっているようですね(←この列車、比較的最近設定された列車ですし)。
※乗り換え無しと言っても、おそらく、国境では、全ての手荷物を持って下車させられるでしょうけど。
 
その3 へ続く